【吉祥寺】和傘(雨傘)の正しい使い方と保管方法 価格帯とは?

和傘は洋傘とは異なり、紙から作られています。基本的な構造も洋傘とは大きく異なるため、使用方法や保管方法も異なるのです。こちらでは、通販で和傘を含む和の伝統工芸品を販売している吉祥寺のあぶらやが、和傘の正しい使い方と保存方法、価格についてご紹介いたします。

正しく使用して適切な保管をすれば長期間にわたって利用することができるので、正しい使用方法や保管方法を知ることは非常に重要です。また、和傘を美しい状態で保つことで、きれいな所作、作法で利用できるようになり見た目も美しくなります。

吉祥寺のあぶらやが紹介する和傘の種類と正しい使い方、価格帯

様々な種類の和傘

和傘とはどんな傘?

和傘は、日本で利用されている伝統的な傘です。「和傘」という名称ですが、大陸から伝来しました。洋傘と異なり和紙を貼って作られています。雨傘として使用されいるものは、防水加工として油引きといい、油でコーティングされています。

油引きのほどこされているものは、ぜひ雨の日にご使用ください。コーティングがなされているため、ほどよく水分も足してあげないと和紙は劣化してしまい割れてきます。末永くお使いいただくためには、傘をお使いいただき、極端な乾燥はさけていただけると。15年か20年もの長きにわたりお使い、お楽しみいただけます。

価格帯

和傘の価格は幅広いですが、すべて国内で作られた一定以上の品質のものは18,000円~が目安です。通販で和傘(雨傘)を販売している吉祥寺のあぶらやでは、豊富な種類をご用意しています。

和傘の種類

和傘には雨傘(番傘・蛇の目傘)、日傘、舞用の4つの種類があります。番傘は、竹の柄に和紙を貼ったシンプルな傘、蛇の目傘は歌舞伎の装飾やインテリアなどにも用いられるエレガントな傘です。

和傘の使用方法

和傘(雨傘)の使用方法は以下の通りです。

1.持ち運び時

和傘は、洋傘とは異なり柄ではなく頭頂にかけられた紐やカバーがかけられた部分を持ちます。

2.開き方

傘を軽く振り、少し開いたところで手を入れ、傘の中にある下ろくろを持ち、丁寧にゆっくりと上に押し上げます。

和傘(雨傘)の保管方法~適切に保管すれば10年以上の利用も可能~

保管してある和傘

和傘は適切な保管をすることで長く使用できます。和傘の元々の品質や素材などにもよりますが、適切に保管をすれば10年以上の使用も可能です。伝統工芸品を取り扱う吉祥寺のあぶらやが、和傘の保管方法についてご紹介いたします。

一般的な和傘(雨傘)のお手入れ

和傘のお手入れはそれほど難しいものではありません。雨の日に使用した後は、陰干しをして湿度を適度に適度に除去し、風通しの良い場所で保管すること、長期間使用しない場合はたまに傘を開いて風通しをすることなどが普段のお手入れのポイントです。

また、使用時に水切りをする際は、丁寧に扱うことを心がけましょう。シャフト部分を持って、優しく上下させて、和傘本体にダメージを与えないよう気をつけてください。

和傘は傘立てには入れない

濡れた和傘を傘立てに入れるのはよくありません。屋内に入る場合は、頭紙を上にして壁に立てかけるようにしましょう。

また、傘を置くときは、傘の柄の一番下の石突という金属を下に、頭紙を必ず上にした状態で置いて下さい。逆にしてしまいますと、エゴノキでできているろくろに水がたまってしまい、ろくろが柔らかくなってしまいこわれてしまうことがあります。

和傘は、天然素材でできたとてもエコで、おしゃれな日用品です。雨の日のおしゃれなアイテムとして、どうぞ末永くお楽しみいただけますように。

カビが発生してしまったとき

和傘は紙なのでカビが発生してしまうことがあります。その場合には、アルコールを軽く吹きかけて拭きとると良いでしょう。

クリーニング

和傘(雨傘)が汚れてしまった場合は、スポンジに水で薄めた中性洗剤を浸して、軽くたたくようにして汚れを落としましょう。

色落ち対策

直射日光にさらされると和傘は色落ちしてしまいます。また、ビニールやポリエステルなどの素材のものと長時間一緒にしておくと色移りする可能性が高いです。長時間にわたって直射日光が当たる場所を避けること、色移りする素材と一緒に置かないことを徹底しましょう。

和傘(雨傘)は正しい使用方法と保管方法で長期的に使える

紙に油引きによる防水加工が施されている和傘ですが、適切に使用し保管することで15年以上利用し続けることも可能です。長く愛用するためには、傘立てに立てないことや普段は陰干しして直射日光に当てないこと、適度に湿度を切ること、床暖房の上では乾かしたり保存はしないでください。クーラーなどの乾燥した風にもご注意いただくなどが重要なポイントです。

吉祥寺本町にあるあぶらやは、作り手さんから直接仕入れた商品をしっかりと検品して、吉祥寺の店舗と通販で皆様にお届けしています。和傘の雨傘はもちろん、みずうちわをお探しの方や伝統工芸品がお好きな方は、ぜひお役立てください。商品に関するお問い合わせもお待ちしています。

吉祥寺の和傘をお探しのならあぶらやへ

会社名 あぶらや株式会社
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