通販×伊賀組紐の帯締めの選び方（色・形状など） 伊賀組紐の魅力とは？

伊賀組紐とは

伊賀組紐とは、なら縄文時代にルーツを持つ日本の伝統工芸品です。和装の束帯などには不可欠なものであり、近年ではスマートフォンのブレスレットやストラップなどに使用されるなど、若い世代の方々にも人気が高まっています。

大ヒット映画にも登場しているので、一度はご覧になったことがある方も多いです。伊賀は、明治時代に組紐の代表的な産地となり、1976年に伊賀組紐が伝統工芸品として指定されました。

※伝統工芸品・・・主として日常に使用されるもの、主要部分が手作り、伝統的な技法によって製造などの条件を満たした工芸品に対して、経済産業省が指定する。

伊賀組紐の魅力

伊賀組紐の魅力は3点あります。

・多彩な35種類の組み方

伊賀組紐の特徴は紐の組み方です。美しく輝く絹糸を緻密に組んで作られますが、その組み方は35種類もあり、組み方の違いによる雰囲気の違いを楽しめます。

・使い勝手の良さと頑丈さ

伝統工芸品として指定されている伊賀組紐は、使い勝手の良さも魅力の一つです。細い糸を束ねて作られる伊賀組紐は使い勝手が良く頑丈です。

・金や銀の鮮やかな色合い

伊賀組紐は、金や銀の鮮やかな組糸を使用します。

代表的な帯締めの3つの形状

帯締めの選び方も重要です。例えば、平組、丸組、角組と3つの格があり、平組が最も格が高い帯締めとして知られています。

また、平組の中でも帯の広いものは第一礼装に、帯の狭いものはおしゃれ着用に適しているなど、TPOに合わせて組紐をチョイスすることも重要です。

• 平組…平らに組まれた帯締め。高麗組、冠組、三分組などが代表的です。最も格の高い帯締めで、幅の広いものは正装の際にも使用されます。
• 丸組…丸く組まれた帯締めで、結びやすいという特徴があります。丸源氏組、つくし組、四ツ組などが有名です。
• 角組…角組は面が4つあるという特徴があります。角源氏組、角杉組などが有名です。

組み方による違い

組紐を作る際の道具にいくつか種類があり、どれを使って作られたかによって仕上がりの形状が異なります。代表的な組台としては、高台、丸台、角台、綾竹台があります。例えば、高台は平らな帯紐づくりに、丸台は様々な種類の帯紐づくりに幅広く対応しているなど、台によってそれぞれ特徴が異なります。

おしゃれなデザインの帯締めは、あぶらやの通販で取り扱っています。商品に関する疑問・質問は、お気軽にお問い合わせください。