成人式のつまみかんざしは通販で!細工が美しいつまみかんざしの歴史と種類

成人式などで和装をする際、どういった種類のかんざしにすれば良いのか迷うことはありませんか?振袖に合わせるなら、現在京都の芸子さんや舞妓さんで愛用されている「つまみかんざし」がおすすめです。

つまみかんざしは、小さく切った薄い正絹(シルク)の布を折りたたんだり貼り重ねたりすることでお花や鶴などの形に仕上げる「つまみ細工」という工芸が施された、とても繊細でゴージャスなタイプのかんざしです。

こちらでは、日本の伝統工芸を駆使した商品・和雑貨を直接職人から仕入れているあぶらやが、つまみかんざしの歴史や種類をご紹介いたします。

つまみかんざしの発祥や歴史~つまみ細工とは?~

細工の様子

成人式にも合うつまみかんざしとは、つまみ細工でデコレーションしたかんざしのことです。これは、羽二重(はぶたえ)、ちりめんなどの薄い正絹(シルク)の衣を小さな正方形に切り、それを折りたたんだり重ね合わせたりしながら細工する日本の伝統工芸の一つです。つまみかんざしの歴史は、この技法の誕生からはじまります。

発祥は宮廷の女性の手慰み

つまみ細工という技法は、元々京都の宮廷の女官達が、着物の余り布を使って花飾りを作り始めたのが発祥です。その後どのような経路で広まっていったのかという点までははっきりしていませんが、江戸時代中頃にはつまみ細工の技法は江戸にまで広まり、つまみかんざしも制作されるようになっていきます。

明治・大正では学校の科目に

明治期になると、つまみ細工は手芸の一つとして女学校の科目にもなるほど一般的になります。「つまみ細工師」「花かんざし師」と称する専業の職人さんも現れ、つまみかんざしは多くの女性から人気を集めることとなりました。

現代でも和装の定番

現代では着物を着る機会が減り、つまみかんざしの生産も減少しています。しかし、つまみ細工特有の丸みと温もりがあることや、和装によく似合うことから、舞妓さんや成人式などで和装をする際などの定番として、今も多くの女性たちから愛用されています。

あぶらやの通販でも、かわいらしいデザインや華やかなデザインのつまみかんざしを、直接職人から仕入れて取り扱っております。店主自ら厳選した商品を実際に体験して、本当に良いと思えるお品のみをご紹介しております。本物の素敵な簪を、ご自宅用・ご自身用としてはもちろん、贈答用としても安心してご利用いただけます。

挿し方とデコレーションで分類する、つまみかんざしの種類

かんざしを付けている女性

つまみかんざしの種類は「挿し方」と「デコレーション」で分けられます。

挿し方による違い

  • 前挿し→前髪のところに挿す大きなかんざしです。
  • 横挿し→右側や左側に挿す、もっとも主流のタイプ。
  • 櫛型 →木櫛の上につまみ細工を施したかんざしで、アップした髪に挿して使います。

デコレーションによる違い

  • 楠玉 →球形のつまみ細工でデコレーションされたかんざし。
  • 平打ち→平らな円形のつまみ細工でデコレーションされたかんざし。
  • 花かんざし→桜や菊などをつまみ細工であしらったタイプです。

もっとも豪華な「花櫛」

特に花櫛のつまみかんざしは、現代でも舞妓さんがよく利用しています。かんざしの中でも最も豪華なタイプで、華やかな雰囲気を出したい時にはぴったりです。

1000年以上の歴史を持つつまみかんざし~成人式用は通販で~

つまみかんざしの魅力を、その歴史や種類などの点からご紹介いたしました。宮廷の女性の手慰みからはじまり、それから実に1000年もの発展を続けて今に至る伝統美を備えたこれだけ高品質の上品なつまみかんざしは、成人式でとても上品で華やかな和の女性を演出してくれるでしょう。

あぶらやの通販では、成人式にぴったりのつまみかんざしをはじめ、和傘や水うちわといった美しい日本の工芸品を厳選し、職人から直接仕入れています。ご家族の記念日や日頃お世話になっている方へのご贈答用としてもご利用いただけますので、ぜひあぶらやの通販をお役立てください。

成人式のつまみかんざしをお求めならあぶらやへ

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