つまみかんざし×成人式 かんざしの種類と髪型に合う髪飾りのデザイン

成人式や結婚式は、人生の区切りとなるとても大切な日です。しっかりと身なりも美しく整えれば、より一層特別な日になります。特に着物などの和装の場合は、頭を華やかに彩る「かんざし」が重要ポイントとなりますが、普段あまり使わないのでその種類や使い方をご存知ない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

こちらでは、吉祥寺で日本の伝統工芸品を厳選販売しているあぶらやが、晴れの日に最適なかんざしについて、「たまかんざし」「つまみかんざし」などといった種類や選び方のポイント、それから使い方についてご紹介いたします。

かんざしと一口にいっても、種類やデザインは様々です。こちらでは、特に人気の3種類をご紹介いたします。

上記の代表的な3つ以外にも、べっ甲型や平打ち型、櫛型など実に様々な種類があります。そのため、あまり和装をしない方は、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからなくなってしまうことでしょう。選ぶポイントは「振袖の色や帯柄に合わせる」こと、「装いやシーンで選ぶ」ことです。

現在は和服だけではなく、お洋服にも合うかんざしもたくさんあります。使い方をマスターしておくとファッションの幅も広がるため、かんざし初心者は一番簡単な一本挿しのかんざしのまとめ方をマスターしましょう。

1. 髪を後ろでまとめて2回ねじります。
2. ねじった毛束の根元にかんざしを上から挿し通します。
3. 挿したかんざしを横（持ち手が3時方向、先端が9時方向）に向けます。
4. 髪を1回（髪が長い人は2～3回）かんざしに巻き付けます。
5. 3時の位置にあるかんざしの持ち手を、反時計回りに10時（左上）の位置まで回します。
6. そのまま下方向に、頭部に沿って差し込めば完成です。

これだけで、髪にボリュームが出てとても可愛らしく仕上がります。お団子ヘアに少しアレンジを加えるなど、かんざしの使い方や楽しみ方はそれぞれです。

かんざしは非常に多くの種類・デザインがありますが、成人式などの華やかなシーンの髪飾りには髪型に合った「つまみかんざし」がおすすめです。小さく切った何枚もの薄布をつまんで折りたたみ、貼り重ねて美しい形に仕上げる、細かな作業を得意とする日本の伝統美を備えているだけに、和装にとても似合います。

あぶらやでは、成人式のみならず、卒業式袴やモダンな着物姿にもマッチする、趣向を凝らした様々なかんざしを職人さんから直接仕入れて取り扱っております。着物のデザインや髪型に合わせて髪飾りをお選びいただけるよう、商品の種類も豊富となっていますので、成人式用のつまみかんざしや結婚式の和装用の髪飾りをお探しの方は、ぜひあぶらやをお役立てください。