手作り和傘など伝統工芸品を通販でも販売するあぶらや 雨傘として使える和傘の歴史・洋傘との違い
東京オリンピックなどの影響で日本文化が世界的にも注目されてきている昨今、「手作りの和傘」も通販で人気になりつつあります。しかし、日本人でも「時代劇で見たことがあるだけで、和傘が一体どういったものかはっきりわからない」という方が多くなってきているのではないでしょうか。
そこでこちらでは、手作り和傘の通販専門店あぶらやが、和傘の歴史と洋傘との違いから、和傘の魅力と素晴らしさをお伝えします。和傘は和紙で作られていますが、油が塗られていて防水性が高いため、雨傘としても使えます。雨の日のユニークな小物としても大変おすすめです。また、日頃お世話になっている方や、大切な方へのプレゼントを探している方も、ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。
その歴史は実に1000年以上!手作り和傘の歴史
手作り和傘の歴史は、古代オリエントが発祥とされ大陸から天蓋として伝わります。
古墳時代と言われた5世紀ごろの大阪堺市のニサンザイ古墳から絹を張った長柄の日よけ傘が発掘されています。生産地としては大阪が代表的だったのですが、和傘の生産が最も盛んになったのは、「江戸時代」の産業奨励により、武士の暮らしを豊かにするために内職として盛んになります。
大陸より伝わってきた天蓋は、『蓋』として日よけとして、基本的に地面に立てて使用し、開閉式ではありませんでした。しかし室町時代になると、和紙に油を塗って防水加工を施したり開閉できる構造にしたりと、技術が徐々に発展し、持ち運びができる雨具として一般に広まっていきました。
江戸時代
江戸時代以前は大阪を中心とした一部地域で作られているだけでしたが、江戸時代になると、産業奨励もあって岐阜、金沢、新潟、熊本など各地で和傘の生産が盛んになっていきます。
多くの傘張り職人の手によって100にものぼる工数を経て作られるようになり、開くと蛇の目のように見える、デザイン性と機能性をバランスよく兼ね備えた細身の「蛇の目傘」なども誕生します。轆轤(ろくろ)から張り巡らされた竹の部分に豪華な飾り糸を施したり、本絹を使って作られたり、デザインにも様々な趣向が凝らされるようになっていったのもこの時期です。
現代
和傘は現代でももちろん制作されています。1000年以上の伝統美を兼ね備えたその美しさは、成人式や結婚式など和装の小道具として最適です。また、旅館での粋な雰囲気を演出できるインテリアとしても活用できるだけでなく、そのファッション性や機能性の高さから、普段使いとしても利用している方がたくさんいらっしゃいます。
手作り和傘は「洋傘」と何が違う?
「洋傘」は、豊臣秀吉に堺の承認が傘を献上した記録があるらしいのですが、洋傘のようなものが渡ってきたといえるのは、江戸後期の1804年の中国からの唐船の舶載品目に、『黄どんす傘一本』が、記述によって確認できるもののようです。現代では洋傘が一般的になっていますが、両者の違いはどういった点なのでしょうか。
素材
洋傘はビニールやポリエステル、スチールといった人工素材で作られているのに対して、和傘は天然素材で作られています。そのため、和傘は全体からとても温もりが感じられることが特徴です。
閉じた時の形状
実は和傘は、傘を閉じたときの生地の折りたたまれ方が洋傘と違います。洋傘は生地が外側に来て、骨が中に隠れますが、和傘は生地が内側に折りたたまれる構造をしているのです。
閉じた時の持ち方
閉じた時の持ち方も異なります。洋傘は柄のハンドル部分を持ちますが、和傘は骨が集まったてっぺんに「頭紙」という紙巻がしてあり、持ち運びの際はその部分を持って柄を下にします。和傘を水に濡れている時、洋傘と同様に持ち運ぶ、または、放置してしまうと頭紙の中に水が溜まり、ろくろが腐ってしまいますのでくれぐれもご注意下さい。
現在は安価な洋傘が主流となっていますが、やはり和傘の美しさやファッション性に惹かれる方は多く、作り手から直接仕入れをして販売しているセレクトした伝統工芸品専門店あぶらやの通販で大人気商品となっております。
雨傘として活用できる和傘で日常をきらびやかに~通販専門店あぶらや~
和傘は縄文時代から実に1500年もの年月をかけて制作技術が発展してきた、日本文化を象徴する芸術品です。日本人らしい細やかな真心と、自然を大切にする美意識がこもった、洋傘にはない「伝統美」を宿している芸術品といえるでしょう。そんな「美」を追求してきた手作りの和傘をお手元に置けば、きっと毎日の生活がさらにきらびやかなものになるはずです。
あぶらやの通販は、和装時は元より日常使いとしても素敵な和傘(雨傘、日傘)を多数取り揃えている伝統工芸品の専門店です。作り手さんから直接仕入れた商品をしっかりと検品し、皆様にお届けしておりますので、雨傘として活用できる手作りの和傘をお求めの方は、ぜひあぶらやの通販をお役立てください。
あぶらやの取り扱う商品についてもっと詳しく
- 手作り和傘を通販で 美濃(岐阜県)の特産として知られているおしゃれな和傘の特徴と種類
- 手作り和傘など伝統工芸品を通販でも販売するあぶらや 雨傘として使える和傘の歴史・洋傘との違い
- つまみかんざし×成人式 かんざしの種類と髪型に合う髪飾りのデザイン
- 成人式のつまみかんざしは通販で!細工が美しいつまみかんざしの歴史と種類
- 道中財布を通販で提供するあぶらやがお伝えする特徴と使い方 女性に似合う紐とは?
- 道中財布の通販あぶらや 使いやすい長財布の条件と着物におすすめの財布とは?
- 伊賀組紐は通販で購入可能!正絹を用いた伊賀組紐の特徴とキーホルダー含む種類
- 通販×伊賀組紐の帯締めの選び方(色・形状など) 伊賀組紐の魅力とは?
- 【吉祥寺】和傘(雨傘)の正しい使い方と保管方法 価格帯とは?
- 【吉祥寺】和傘の魅力と選び方 専門のお店でおしゃれな色・デザインを選ぼう
手作りの和傘をお求めならあぶらやへ
会社名 | あぶらや株式会社 |
---|---|
運用責任者 | 永井明美 |
住所 | 〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8−14 マルコポーロビル1F |
TEL/FAX | 0422-27-5588 |
info@aburayaj.com | |
URL | https://aburayaj.net/ |