子供の日 祈りと願い

みなさんこんにちは。本日は令和6年5月5日端午の節句

こどもの日です。
いかがお過ごしでしょうか?

私が子供のころは、
お風呂に菖蒲の葉を浮かべてもらい
ちまきを食べ
遊園地に連れて行ってもらい遊ぶ

などが子供の日の思い出でした。

今はどうなのでしょう?

さて、関西出身の私はちまきを食べと記しました。
今住んでいる東京では柏餅なのです。
柏餅は餡子のはいったお餅を栢の葉でくるんであり、
ちまきは、おもちを笹の葉でぐるぐると巻いてあるものでした。
ここで、柏の葉を使う理由に柏の木が関東に樹勢していました。

これらが使われていたことがわかります。
笹は、日本全国にある上、防虫効果もあるため
どちらも江戸時代から流行ったとか。

そしてこの柏や笹の葉でくるむことは、この葉たちに邪気払いや抗菌作用の意味があったそうです。

昔から、端午の節句のこの時期は、邪気が強いとされていたようです。

そういえば今でも皆さま、桜が咲くころからなんとなく、寒暖差や気圧の変化のせいもあり、
体が重く感じたりしませんか?

おそらくそんなことも重なって、邪気を払おう!ということから菖蒲や柏の葉などを使って邪気払いをする。


そして、お家の子孫繁栄と子供たちの健やかな成長を祈り、願うのは、いつも時代も同じということに変わりはないようです。


さあ、今日は菖蒲の葉とちまきや柏餅を買って帰って、

子供やご家族のの健康を願い、ご先祖様方からつないでいただいたご縁ややごしょうぶ湯につかって
疲れた体を癒してあげましょう♪

沢山のお休みで心はリフレッシュされた方も多いことと存じますのでしょうぶ湯で
癒しのお仕上げです。

この近くでは大國魂神社のくらやみ祭りが行われています。
本日がクライマックスですね。
以前私は府中に住んでいました。

ドーン! ドーン!と身体に響いてくるお神輿の太鼓の音が厄払いをしてくれているのだと思っていました。

そして、昔、『くらやみ祭りは怖いお祭りだから、女子供は行かないように』
と言われたそうです。

決して悪意ある意味ではなく、
そこにも、ある種、子孫繁栄の意味があったのではないか?と妙な納得もできるのです。

事、くらやみ祭りは地元に住む方々の神聖なものだった。
例えば、お嫁に出た娘さんのお子さんですら、物心つくようになった子供には『半被を着せることすらためらわれる』という話を聞いたこともあります。

そのため、少し前までは、他方から引越してきた場合、住人ですら、自治会費を払っていてもお祭りに参加することはできませんでした。


それでも時代の流れですね。
今では、「お神輿を担ぎませんか?」とポスターが貼ってあり、幅広く共存の道を歩まれています。

子孫繁栄は、個々の家だけでは成り立ちません。
子供たちの健やかな成長も、個々の家だけでは成り立ちません。
だからこそ、手を取り合って昔から『袖ふれあうも他生の縁』と申しました。

うちの子もよその子も、大切に大切にしていきたいですよね。











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