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ティケトルS・1.1 ウォールナット

¥20,000(税別)

ティケトルS・1.1 ウォールナット

南部鉄器のケトルです。非常に美しい品です!

日常生活に重厚だけどモダンな存在感を楽しんでください!はっきり言って逸品です。

木の部分は年月が経て万が一ダメになった場合は、修理も可能です(有償ですがその点はご了承ください^^)

南部鉄器について

平安後期に、江刺郡豊田館にいた藤原清衡が近江国(滋賀県)より鋳物師を招いて始めたとされてます。この近隣には、後背地にあたる北上山地の砂鉄、木炭および羽田の北上川旧河川跡から出る質の良い砂と粘土などの鋳型材料が容易に手に入れられることから鋳物業が盛んになりました。中世の鋳物師は「歩き筋」と呼ばれるように、必要に応じて地域を転々することがふつうで、清衡が平泉に移ると彼らも一緒に移っていきました。奥州藤原氏の時代の遺跡からは鋳型が出土しており、中尊寺を始めとする寺院などの備品も鋳造していたことが明らかになっています。奥州藤原氏の滅亡以降は日用品を細々と鋳造してきました。

奥州内で鋳物師が定住するようになったのは室町時代初期で、黒脇千葉家に養子に入った京都聖護院の長田正頼という鋳物師がその始めだったといわれてます。後に千葉家は奥州総奉行葛西氏に召し抱えられ、長田正頼の弟子や関西から訪れた鋳物師たちが奥州に定着していきました。

江戸初期には地域に鋳物業が完全に定着し、1683年(天和3年)に鋳物業を興した及川喜右衛門光弘という人が、中興の祖と讃えられています。以後、仙台藩の庇護を受け、鉄鍋、鉄釜を中心に、仏具なども生産し、幕末には大砲も鋳造するといった高い技術を育て上げ、現在に至ってます。

 

販売価格
¥20,000(税別)

在庫 : 売り切れ

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